– U NEED SOME HELP – 橋本 玲美


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IDEO by REMI HASHIMOTO

この度、S.Y.P Art spaceではEmerging Artist Reviewとして 橋本 玲美 個展 – U NEED SOME HELP – を行います。

●OPEN (開催日が変則なのでご注意ください。)
2016.12.23 fri – 25 sun (13:00 〜 20:00)
2017.1.6 fri – 8 sun (13:00 〜 20:00)
●Party
第1部:2016.12.31 Sat 23:00 ~ 2017.1.1 Sun 03:00
 ゲストDJ YOSHIHARA “https://m.mixcloud.com/hironee/”
第2部 : 2017.1.1 sun (14:00 〜 18:00)

※上記日程のみのオープンとなっていますので、ご注意ください。
※オープニングパーティは行いませんが、元旦にささやかながらパーティを行います。ご参加される方は事前にご連絡いただけると有難いです。
よろしくお願いいたします。

今回の展示について

私たちが逃げた先に待ち受けているものとは何なのだろうか?最近、自分自身に起こった大きな失恋や家族との喧嘩を経て、想像の中の「楽園」に逃げることを覚えた私は、頭の中にパラレルに存在する現象として「楽園」が存在するような感覚を覚えた。ほんの少しの手がかりを大事に抱え、宙に浮いた状態から導いた「自分にとってもっともらしい答え」は、真実として心に刻み込まれる。
それは宗教観とも似ていて、時に寓話的でもあり、信じている本人にとっては現実の事象よりもリアルな、絶対的なものとなるのだと思う。

橋本 玲美


– Vanishing Point – Inkeri Harri

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この度、S.Y.P Art spaceではフィンランドのアーティスト Inkeri Harri 個展 – Vanishing Point – を開催いたします。

今回の展覧会では、東京に来てからのリサーチや制作のプロセスなどを大切にして、展覧会は短期間に絞りました。

プロジェクトスペースとしての特性を生かしながら、アーティストが経験を共有しながら作品につなげていきます。

12/18はオープニングパーティーを行いますので、ぜひご高覧ください。

2016. 12. 18 (Sun) – 20 (Tue)  13:00 ~ 20:00  Only 3days

Opening Party : 12. 18 (Sun) 17:00 ~ 20:00

Vanishing Point presents installations investigating the realm of the domestic and its relationship to escapism.

The works explore how consumerism affects our unconscious mind by compelling us to fantasize an empty home, an empty self, that needs to be filled according to suggested standards and needs.  

How does mass seduction influence our identity, our inner world, our dreams, our relation to the “other”?

Inkeri Harri

Inkeri Harri is an artist working with audiovisual installations, sculpture, video performance and other media. Her creations deal with the impact of consensual validation on memory and identity, self-alienation and the search of meaning in one’s life.

She studied at The Villa Arson Ecole Nationale Supérieure d’Art in Nice France and at the HEAD University of Art and Design in Geneva Switzerland. 

Her works have been exhibited among other places, the New Gallery in Calgary, The Moscow Modern Art Museum, The Atlas Performing Arts Center in Washington DC, the Helsinki Kunsthall, the CIAP center in Hasselt Belgium, the foundation Casa Tres Patios in Medellìn Columbia.


東京で小須戸 ー小須戸artプロジェクト2016 in Tokyoー

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新潟市秋葉区小須戸。小さな商店街では、地域に残る歴史ある町屋を活かして、2013年以降、水と土の芸術祭の市民プロジェクトなどとして毎年地域にアーティストを招き、アートプロジェクトを継続してきました。

今年の小須戸ARTプロジェクト2016ではその一環として、これまでにプロジェクトに関わった作家のネットワークを活かし、他地域での小須戸展を企画しました。

今回の「東京で小須戸」では、新宿区曙橋のS.Y.Pを会場に、今年小須戸を訪れた作家が制作した作品のアーカイブ展示を行います。

新潟、東京、京都。日本各地から訪れた作家が地域で制作した作品の一端をご高覧いただき、小さな町で行われているアートプロジェクトや、見知らぬ小須戸という地域へと思いを巡らせるひとときをお過ごしください。

<東京で小須戸 ー小須戸artプロジェクト2016 in Tokyoー>
■会  期 11月18日~11月27日の金・土・日
■時  間 13時~20時
■参加作家 小出真吾・鮫島弓起雄・渋田薫

Facebookイベントページはこちら

※小須戸ARTプロジェクト2016は、AAF2016 参加プロジェクトです。また 10月31日までの事業については、水と土の文化創造都市 市民プロジェクト2016”として、新潟市の補助を受けて実施しました。


Emerging Artist Review 長嶺 高文 個展 「PEEPLE」

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この度、S.Y.P Art spaceではEmerging Artist Reviewとして 長嶺 高文 個展 「PEEPLE」を行います。
長嶺は東京造形大学に在学中でありながら、新宿眼科画廊にて個展を開催、シェル美術賞・TWSなどでの活躍もしております。
11/3にはオープニングパーティーもございますので、ぜひご高覧ください。

2016. 11. 3 (Thu) – 13 (Sun)  13:00 ~ 20:00 ( the last day ~17:00 )
Closed on Wed.

Opening Party : 11. 3 (Thu) 17:00 ~ 20:00

コンセプトノート

外側から見た内側、僕はそこに遠くを感じる。

窓から漏れる他人の生活の灯りはきっと一生入る事のない場所だ。
あの灯りを羨ましく思ったりするのだけど、ここから眺めているからこそ美しかったりもするのだろうか。
僕は四角い平面を窓に見立てて制作した。あの内側の灯りを見たいと思って筆をとってみたけれど、どこまで行ってもたどり着けない。扉の向こうにまた扉。もしかしたら何か違うのかもしれない。見る事が出来ないものもあるのかもしれない。
それはネガティブな事ではないと思う。見る事には快楽があると誰かが言っていた。確かにそうなのだと思う。でも僕は、何かが隠され見えない状態や全体の中のひとつの場面、或いは一部分しか見る事が出来ない外側としての視点に、何か無視できないものがあると思うのだ。

この度の展示では、ペインティングとインスタレーション、映像の展示を行う予定です。
内と外。見える事と見えない事について、覗き見るという視点からアプローチしていきます。

長嶺 高文

トークイベントの様子。

ゲスト:鈴木 泰人 氏


Eva Högberg + Shoko Miki eva earth shoko

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Eva Högberg + Shoko Miki

eva earth shoko

この度、S.Y.P Art spaceではスウェーデンと日本の作家 Eva Högberg と 三木 祥子の2人展を行います。
二人は「環境」をテーマに制作を行っており、世界各国で発表をしています。
今回の展覧会では、それぞれの視点から見た、「私たちを取り巻く環境」についての作品を一つの空間に構成しております。
ぜひ、ご高覧ください。

2016. 10. 7 (Fri) – 23 (Sun)  13:00 ~ 20:00 ( the last day ~17:00 )
Closed on Mon, Tue & Wed.

Opening Party : 10. 8 (Sat) 17:00 ~ 20:00


9/29 – 10/4 Emerging Artist Review 小林玲於 個展

Emerging Artist Review  小林玲於 個展

9月29日(木)〜 10月04日(火)13:00 – 20:00

9月29日(木)・10月01日(日)は24時間開廊・作家在廊 11:00 – 11:00
24時間のビデオ作品と現実の時間を同期させます。
※深夜にご来場の際には絶対に騒いだりしないよう、近隣への配慮をお願いいたします。

10月01日(土)17:00 – 20:00
Opening Party
Artists Review (作品についての意見交換)

Emerging Artist Reviewとは、(http://arttokyo.sub.jp/?p=239

若手アーティストの発表と経験をサポートするために、美術関係者(評論家、キュレーター、ギャラリストなど)との交流の場をつくります。
アーティストは作品を発表し、そこに集まる様々な方よりいろいろな意見・見解を受ける事ができ、美術関係者は新たなアーティストを発見・育成する事ができます。

作家コンセプトノート

    膨大な映像情報によって隅々まで画像化した風景のなかで、入出力機器の関係性、内部構造の作用から画像とは何か、画像をもたらす光について考えています。 

 本展では、1990年代から2000年代はじめのCCD(Charge Coupled Devices)を構造にもつ複数台デジタルカメラを使用して太陽を撮影した平面と映像の作品を展示します。

 「百一の太陽」は撮影された映像から断面を取り出したものをプリントしたものです。強力な光源である太陽を撮影するとカメラの画素によって分割された領域に光が照射され、そこから溢れでた電荷が垂直方向の別領域電荷に作用を及ぼして白飛びの垂直線が現れます。それは「スミア」と呼ばれる現象になります。スミアは世界を写す機械にとっては欠陥でもあります。改良によってあらゆる機械が生産、消費されスミアは改善されてきました。しかしそれら光を取り込む機械が、飽和量まで光を浴びた時に現れる垂直線の形態と色彩によって差異づけられ固有性を獲得します。またそれらの集合はある機械群の集合記憶を示唆します。

「とある日」は昼の状態の太陽を固定カメラで撮影し複数の時間軸を再構成した23時間58分1秒の映像作品です。映像を見ることは複数の時間を漂流する錯覚をおぼえます。それは映像に没入したり。周りの音や内容によって覚醒させられたりすることを映像の始まりと終わりの中で何度も行き来させられるからです。この映像の進行速度、長さは1日を構成する状況に近づけながらも緩やかな変化の中で認識しづらいかたちで別の時間軸、速度に移行していきます。太陽の運動の形がずらされており、運動で時間を示唆することはできません。映像がもつ時間性を空間に作用させながらも、画像との距離から、近づきながらも遠ざかるような映像になればと考えています。

                                                 小林玲於

 


Shotaro Yoshino Solo Exhibition – Memories –

Shotaro Yoshino
– MEMORIES –

 
2016. 9. 9 (Fri) – 25 (Sun)  13:00 ~ 20:00
Open at Fri, Sat, Sun

Opening Party : 9. 10 (Sat) 17:00 ~ 20:00

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この度、S.Y.P Art Space では吉野 祥太郎の個展 – MEMORIES – を開催します。
植物と土を使った立体作品と、各地の土でできた平面作品の新作を発表します。

吉野 祥太郎は地面を持ち上げる事で「土地の記憶」を表現し、国内外の美術館やギャラリー、多くのオルタナティブスペースや野外での地域密着型のイベントなどを行っている。そこでの意味する地面とは記憶の堆積であり、そこに堆積した歴史を優しく汲み上げ、表出させることにより「場」に対する影響、そこに関わる「人間」に与える影響、 その場所と人間との関わりを考察させ、心の奥深くにある意識を揺さぶることをコンセプトとしている。 また、それらのリサーチの中で得た情報や記憶の話などを組み合わせインスタレーションを制作し、その土地の記憶を題材とした作品を発表している。

We will have Solo Exhibition of Shotaro Yoshino.
Shotaro Yoshino has exhibited in galleries, museums and alternative art spaces. My work reveals unseen memories of a place by literally pulling them up from the ground, sensitively exposing memories of the earth. This body of art works “Memory of the ground” includes society’s memory of the earth, provoking viewers to contemplate the effect of humans on nature. My work contemplates the relationship of people and places, bringing this connection into everyday consciousness.

Please enjoy his print making and installation.

2016. 9. 9(Fri) – 25(Sun)  13:00 ~ 20:00
Open at Fri, Sat, Sun
Opening Party : 9. 10 (Sat) 17:00 ~ 20:00

金、土、日のみのオープンです。
営業日にご注意ください。
Facebook Event : www.facebook.com/events/595148903998966/
Shotaro Yoshino : www.sho-y.com

Activity History

2016 Jan World Dirt Association, Dirt Stage / S.Y.P, Tokyo

2015 Oct Shibuya Eggs Sayobara city hall / Shibuya City Hall, Tokyo
2015 Sep Nakanojo Biennale ‘2015’ / Gunma, Japan
2015 Jul Water and Land Niigata Art Festival 2015, W.D.A / Niigata, Japan
2015 Feb TAKASHIMA Artist in Residence vol.2 / Nagasaki, Japan

2014 Dec Urban Scenery Curated by Albrecht Mai / Creation Gallery, Tokyo
2014 Nov JISOU + FUREAI Exhibition / Tsukuba, Japan
2014 Oct Kosudo at Tokyo / S.Y.P, Tokyo
2014 Oct Kosudo Art Project, Water and Land Art Festival / Niigata, Japan
2014 Jun Shotaro Yoshino Solo Exhibition, “Draw” / S.Y.P, Tokyo

2013 Nov TAKASHIMA Artists in Residence 2013 / Nagasaki, Japan
2013 Aug Tokyo International Environment Art Forum 2013″ / Korean embassy Japan

2013 Jun Zero-K / Zenrosai hall, Tokyo
2013 Apr “-Identity-” curated by Ko Maeda / Nagasaki Museum, Japan
2013 Apr “Play with Nature – Play by Nature” curated by James Jack/ Satoshi Koyama Gallery, Tokyo

2012 Dec Titles / Cafe Do Do, Nagoya, Japan
2012 Nov GTS Sumidagawa / Sumida, Tokyo
2012 Sep “in / Out” curated by Ko Maeda / Gallery Shimizu, Japan
2012 Sep Setouchi Art Triennale, Shodoshima Art Project / Kagawa, JPN
2012 Jun Jara Island Baggat Art Exhibition” /Jala Island, Korea

2011 Aug Aesthetically Impressive Art Exhibition / Soul Art Space, Seoul
2011 Aug ShimoumArt Mai Collection, Curation by Albrecht Mai” / Gardenn
2011 Apr Charity Exhibition for Higashi-Nihon Earthquake Victims / Tokyo
2010 Apr Lives and Breathes Environment / Korean Embassy of Japan
2009 Nov NO MANS LAND” Selected Artist/French Embassy Japan

2009 Jun 「zero-K vol.3」/Space-ZERO, Tokyo
2009 Jun Jara Island Baggat Art Exhibition / Jala Island, Korea.

2008 Sep the East and East vol.2″ /UenonoMori Museum, Tokyo

And so on.

展示の様子

 

 

 


Cristian Boffelli – FIGURE –

Cristian Boffelli
– FIGURE –

 
2016. 8. 5 (Fri) – 14 (Sun)  13:00 ~ 20:00
Close at Mon, Tue, Wed

Opening Party : 8. 6 (Sat) 17:00 ~ 20:00

                    

この度、S.Y.P Art Space ではイタリアと日本を拠点として活動する作家クリスティアン・ボッフェッリの個展を行います。
We will have Solo Exhibition of Cristian Boffelli . He is working in Tokyo and Italy.
Please enjoy his print making and installation.2016. 8. 5(Fri) – 14(Sun) 13:00 ~ 20:00
Close at Mon, Tue, Wed
Opening Party : 8. 6 (Sat) 17:00 ~ 20:00

月、火、水曜日はお休みです。
営業日にご注意ください。
Facebook Event : https://www.facebook.com/events/546358925566266/

Cristian Bofferri : https://cristianboffelli.carbonmade.com

「FIGURE -かたち-」

私が一貫して追究しているテーマは、動物や人間、いわば生き物の「形」である。
うごめき変わり続けるそれらの「形」は、ねじ曲げられ、ほとんど見分けがつかなくなり、その結果、ふしぎと馴染み深い見かけを取り戻す。
表現の媒体は、黒い線。ニュートラルなスペースに閉じた形を構築するために、決然とした線を使う。
今回の作品は、個性的な展示スペースのサイズに合わせて生まれたものである。
アートの分野に着手し長年この道を続ける目的は、この自分のテーマがどう展開し終わるかを見届ける、いわば より遊びに近いものかもしれない。

クリスティアン・ボッフェッリ

 

 

プロフィール

1972年ヴァプリオダッダ (ミラノ県)生まれ。ミラノブレラ国立美術大学 絵画科を修了後、ブラジル サンパウロで滞在制作。2002年4人の作家と共に、知的障害者・精神疾患者の創造活動を支える協同組合「L.P.K.工房」を設立。その後10年に渡り絵画、版画と陶芸を通して、障害者や大人子供の表現活動の促進に寄与する。 同時に、絵画や版画を中心とした作家活動を続け、ヨーロッパ、ブラジル、日本、インド、スリランカ、アメリカなど世界各地での滞在制作や展示を行っている。

https://cristianboffelli.carbonmade.com

 

 

主な展覧会

 

2016 “Athanor”, Bandera美術財団, ブストアルシツィオ(イタリア)

2015 “中之条ビエンナーレ”, 群馬(日本)

2013 “Appunti”, 個展, Gallery Carlo Mazzi, テーニャ(スイス)

出版物 “Fuori” Edizioni Sottoscala発行, ベッリンゾーナ (スイス)

“Ouverture”, Gallery Alexandre Mottier, ジュネーヴ (スイス)

2008 “10 artisti per il Museo delle Culture”, Museum of Culture, ルガーノ (スイス)

2007 “Cristian Boelli e Raaello Fiumana”, Centro servizi per l’Arte Contemporanea Venti Correnti,ミラノ (イタリア)

2006 “Mercilless Naturalism”, 個展, Gallery Alliance Francaise, チェンナイ(インド)

2005 “1960-2005”, Centro Cultural Sao Paulo, サンパウロ (ブラジル)

2004 “Recent Works”, 個展, 5+5 Gallery, ニューヨーク (アメリカ)

2002 “The 12th Space International Print Biennal”, Sungkok Museum, ソウル(韓国)

“Shades of Time”, 個展, 5+5 Gallery, ニューヨーク (アメリカ)

“Amsterdam 2002”, Ambient Art Gallery, イタリア文化会館, アムステルダム (オランダ)

1999 “NOVA IMAGEMS Sao Paulo-Milan”,Centro Cultural Sao Paulo, サンパウロ(ブラジル)

1994 “Incisione: divagazione sul Tema”, サンフェデーレギャラリー,ミラノ (イタリア)


Artist Residency Norland 報告会 ゲスト:湯浅 克俊 氏・椛田有理 氏

この度、S.Y.P Art Space では前回の滝澤 徹也に引き続き、Nordland Kultur senter でのArtist Residency Norlandでの滞在制作をしてきた村上 郁 の個展 - ペン先のインクの中に、その文字を映す反射光に –  を行います。

2016. 7. 22 (Fri) – 31 (Sun) Open at Fri. Sat. Sun. only  金土日のみのオープン
13:00 – 20:00  最終日は17:00 まで
7.23 (Sat) 18:00 – 20:00 : オープニングパーティー&ノルウェーレジデンス報告会
Opening Party & Report of Residence of Norway
Guest : Katsutoshi Yuasa, Yuuri Kabata

湯浅 克俊  /  KATSUTOSHI Yuasa

Portrait1978年東京生まれ。2002年、武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。2005年、ロイヤルカレッジオブアート修士課程版画学科修了。大学院修了後は世界各国のアーティストインレジデンス(滞在制作)に参加しながら作品を制作。主な滞在制作先としてはライクスアカデミー(アムステルダム)、シテデザール(パリ)、カラアートインスティチュート(バークリー)など。国内外で数多くの個展を開催、美術館での展覧会にも参加。最近の主な個展はArtify Gallery(香港)、Lawrence Art Center(米国)、Galerie der Stadt Backnang(ドイツ)、Gallery YUKI-SIS(東京)。参加した主なグループ展としてはC-mine cultuurcentrum(ベルギー)、Kala Art Gallery(バークリー)、横浜美術館など。近年は展覧会のキューレションも行う。主なパブリックコレクションとしてLaing Art Gallery(英国)、Victoria&Albert Museum(英国)など。2011年にTowry Print PrizeとNorthern Print Prizeを受賞。

新作2

 

 

 

 

 

 

椛田有理  /  YUURI Kabata


村上 郁 個展 - ペン先のインクの中に、その文字を映す反射光に –

Murakami

この度、S.Y.P Art Space では前回の滝澤 徹也に引き続き、Nordland Kultur senter でのArtist Residency Norlandでの滞在制作をしてきた村上 郁 の個展 - ペン先のインクの中に、その文字を映す反射光に –  を行います。

2016. 7. 22 (Fri) – 31 (Sun) Open at Fri. Sat. Sun. only  金土日のみのオープン
13:00 – 20:00  最終日は17:00 まで
7.23 (Sat)  18:00 – 20:00  : オープニングパーティー&ノルウェーレジデンス報告会
Opening Party & Report of Residence of Norway
ゲスト:湯浅 克俊 氏・椛田有理 氏

 

– ペン先のインクの中に、その文字を映す反射光に –  Concept

旅先から送られてきた絵はがきを読む。裏と表を見比べながら、すこしばかり自己満足気な文を頼りに、その土地を想像する。本当に友人は、そこにいる/いたのだろうか?また、かつてロンドンに住んでいた私が祖母に送った絵ハガキが、2ヶ月過ぎたのちに宛先不明で戻ってきたとき、思わず祖母の身を案じてしまったのは理解しがたいことではないはずだ。(おまけに2ヶ月前に自分で書いた恥ずかしい絵ハガキを受けとってしまう。)

 このふたつの事実から、郵便を通して送り届けられるものは、一直線に相手の元に届かないらしいということだ。書き手としては相手と向かい合わせのつもりで書いていても、その意図する方向を見えない介在者が引き延ばしたり正反対に曲げたり、逆転してしまったりする。そのことから、あらゆるメッセージがやりとりされる仮想の空間には、その内容を変質させてしまう介在者がいるのではないかと考えた。

 これらの意図から制作された「電球都市」──絵ハガキや写真と電球を組み合わせた作品に、今回はさまざまな介在者をはさんでインスタレーションを構成しようと思う。介在者の姿こそ目に見えないが、中継点を通る度にいくぶん具体的に見えてくるように思われる。それはたぶん郵便局の中におり、配達員のなかにまぎれ、区分機にとりつき、絵はがきの中に入り込み、風景の中に、切手の中に、ペン先のインクの中に、その文字を映す反射光に、そして読む者の目の中に。ともかく、亡霊のように見えないがあたりにいることだけは感じられ、まっすぐに進む伝達の意図を彼らが少しずつずらしていく。その異質なものをギャラリー空間に落とし込もうと思う。

村上 郁

 

村上郁/Murakami Kaoru

東京都生まれ。2008年Central Saint Martins Collage of Art and Design卒業。

油絵と銅版画を学んだ後、渡英して現代美術を学ぶ。ポストカードや文章、日用品や写真といった存在や状況の証拠となる物をもとに、再現不可能な他者の存在をどれだけ知覚できるかを検証している。08年群馬青年ビエンナーレ(群馬県立美術館)、TAMA VIVANTⅡ(多摩美術大学)、中之条ビエンナーレ2015など。

http://www.kaorumurakami.info/

〇学歴

2008  BA(Hons) Fine Art, Central Saint Martins Collage卒業

2004 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 版画専攻 卒業

2000 東京都立芸術高等学校 油画専攻 卒業

〇おもな個展

2014 「Bulb Cities」遊工房アートスペース、東京

2010 「最期の絵はがきがポストに向かう」Loop Hole、東京

2009 「共依存的、見えない都市」GalleryQ、東京

〇おもなグループ展

2014 「Project6581」Japan Creative Center、シンガポール

2013 「Mosaic/Triangle」INSTINC、シンガポール

2012 「Unknown Life」アユミギャラリーほか、東京

2011 「皮膚と地図Ⅱ」新宿眼科画廊、東京

2010 「TAMA VIVANTⅡ/ポイケドジャナイ」多摩美術大学ほか、東京

2009 「The Heartwarming展」GalleryQ, 東京

2008  「群馬青年ビエンナーレ」群馬県立美術館, 群馬

    「Other Asias – InFormation」Nolias Gallery, ロンドン

〇芸術祭・レジデンス参加歴

2016 Nordland Culture Centre(ノルウェー)に滞在予定

2015 中之条ビエンナーレ2015

2013 「Project6581」にてINSTINC(シンガポール)に滞在

2012〜2014 国際野外芸術展トロールの森