”東京で小須戸 —小須戸ARTプロジェクト in 東京―”

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 小須戸ARTプロジェクト2014 が開催されるにあたり、東京と小須戸を結び情報の共有や発信 を目的として新宿の曙橋にあるアーティスト・ラン・スペース S.Y.P にて”東京で小須戸 —小須戸ARTプロジェクト in 東京―”を平行開催することとなりました。
今展覧会では、昨年度の参加作家3名と今年度の参加作家2名の計5名による小須戸での活動とそれぞれの作家達の活動を紹介していきます。会期中は、今年度の制作作品に関連する作品はもちろん、昨年度の作家達による滞在型公開制作を行います。他地域との同時進行型の制作風景や、制作途中の作品を公開しながら完成に近づいていくなど、普段、ギャラリーなどではあまり観ることのできない内容となっております。地方で開催されるアートプロジェクトが多くなっている中、その活動を東京で感じることができる展覧会になることと思います。ぜひ、この機会にご高覧ください。

日時:10月11, 12, 18, 19, 25, 26日(土日のみ開廊) 13:00〜20:00
※ 今年度参加作家の荻原貴裕・吉野祥太郎は10/20に小須戸から戻る為、25、26日のみの作品展示になります。

トークイベント:10月26日(日)16:00〜17:00 石田高浩 氏
クロージングパーティー:10月26日(日)17:00〜20:00
オープニングパーティーはございません。
※ 入場無料

会場:S.Y.P
〒162-0065 新宿区住吉町10-10 最寄り駅 都営新宿線 曙橋駅A2出口から徒歩3分

参加アーティスト  南条嘉毅・鈴木泰人・橋本直明・荻原貴裕・吉野祥太郎

概要
小須戸ARTプロジェクト2014とは
新潟市秋葉区にある小須戸本町通り周辺地域は、江戸から明治、大正にかけて信濃川の舟運で栄えた商 店街で、現在も風情ある町屋が多数残る地域です。近年は町屋に着目したまちづくりが進み、小須戸小学校区コミュニティ協議会(以下、小須戸コミ協)では、 その取組の一環で空き町屋「薩摩屋」の活用を図っています。
薩摩屋の活用の中で、新潟市「水と土の芸術祭2012」での南条嘉毅の作品設置がきっかけとなり、作家と住民、来訪者間で交流が生まれる機会が生まれました。小須戸コミ協では地域で芸術を中心とした交流が継続していくことを目指し、2013年度に新津美術館との共催で「薩摩屋ARTプロジェクト」を実施、鈴木泰人・橋本直明が滞在制作し、人と人、地域と人の間に新たなつながりが生まれ始めました。
本年度のプロジェクトは、飯沢康輔・荻原貴裕・吉野祥太郎の3名が滞在制作し、「薩摩屋」で始まったアートのつながりを、周辺の町屋や店舗等も巻き込んだ 「小須戸」全体へ広げることを目指します。また、来年度開催予定の「水と土の芸術祭2015」へ向けた地域全体の機運醸成、作家への発表の場の提供、そして作家と地域住民、来訪者とのつながりがさらに発展することを目指します。

開催スケジュール
滞在制作期間 : 2014年9月15日(祝)~10月3日(金)終了まで
展示公開期間 : 2014年10月4日(土)~10月19日(日)
※10月4日(土)には、オープニングイベントを実施予定